Apr 26, 2011
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NTTドコモは8月10日、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のAndroidスマートフォン「Xperia ray SO-03C」を発表した。発売は8月27日で、12日から全国のドコモショップで予約を受け付ける。
【「Xperia ray」で女性向けスマホ市場の扉を開く】
●スリムでコンパクトなでも性能に一切の妥協ナシ
都内で行われたXperia rayの発表会には、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ代表取締役社長の仲井一雄氏と、同 常務取締役の高垣浩一氏が登壇。仲井氏は、「これまでソニー・エリクソンは、2009年秋に初のAndroidスマートフォンを発表以来、全世界で1600万台のXperiaシリーズを販売してきた。国内では2010年4月に『Xperia』を市場に投入し、今年3月に発表した『Xperia arc』、7月に発売された『Xperia acro』も大きな好評を得ている」と、Xperiaシリーズの好調ぶりをアピール。
さらに、「Xperiaシリーズは、コミュニケーションをもっと楽しもうという、ソニー・エリクソンのコーポレートビジョンを具現化した製品。使いやすさとデザイン、そしてソニーが持つ最新のAV技術と最新のAndroidを搭載したXperiaは、ほかにはないユーザー体験を提供できるだろう。今回国内発表するXperia rayは、コンパクトでスリム、そして美しいデザインを持ったAndroidスマートフォン。“手のひらにプレミアムを”というコンセプト通り、多くの女性に選んでもらえるだろう」と自信を見せた。
また高垣氏は「コンパクトなXperia rayだが、性能には一切の妥協をしていない」と、Xperia rayに盛り込まれた4つのポイントを解説。Xperia rayの一番の特徴といえるコンパクトなボディと高いデザイン性については、フィーチャーフォンからの乗り換え組を視野に入れたためという。
「事前調査の結果、『スマートフォンを使いたいがサイズが大きい』『片手で操作できない』という声や、デザインやカラーバリエーションにまだ欲しいものがないという声が多く寄せられた。こうした声に答えるべく、プレミアム感のある、コンパクトサイズのAndroidスマートフォンとして開発を進めたのがXperia ray。海外でも販売するグローバルモデルだが、開発は日本のメンバーが中心となり、日本の市場を強く意識した製品でもある」(高垣氏)
またボディカラーも、塗装や仕上げなど、細部までこだわっているという。「Pinkは、細かいメタリックの粒子が艶やかさを演出するスイートな色。またWhiteは、クリアな輝きを放ち、ピュアな存在感を演出している。ホワイトは初代Xperiaでも好評だったカラーで、男性からの指示も高い。Goldは内側からキラキラと粒子が輝き、華やかな印象を与えるエレガントな仕上げになっている」(高垣氏)
Xperia rayは手に持った際の心地良さも考慮されており、ボディには人にやさしい、やわらかなフォルムが採用された。特に背面から側面に至るラウンドフォルムは、女性の手にも柔らかにフィットし、片手での操作も容易。側面には超硬アルミ合金を使うことで、高級感と剛性感を与えている。そして、デザイン上のアクセントとして、ホームキーの周囲に、クレッセントラインと呼ばれる三日月型のイルミネーションを搭載。「イルミはボディカラーと合わせたカラーに設定されており、操作時や着信時に美しく輝く」(高垣氏)。
次に、ミュージックプレーヤー機能に焦点が当てられた。Xperia rayは、ほかのXperiaと同様に、ソニー・エリクソンオリジナルのミュージックプレーヤーが搭載されている。独自機能として人気なのが、楽曲の関連情報をインターネットから検索する「infiniteボタン」だ。
「Xperia rayでは、高い評価を得ているinfiniteボタンが進化した。従来はアーティストの関連動画をYouTubeから探していたが、Xperia rayではWikipediaやGoogleの検索ができるようになった」(高垣氏)
オーディオ機能にこだわっただけに、外部スピーカー利用時の音楽再生も考慮されている。オーディオの再生レベルを強調するソニーの技術「xLoud」(エックスラウド)を採用し、小型ボディでも迫力のある大音量のサウンドが楽しめる。
ケータイ/スマホ選びで気になるカメラ機能にも妥協はない。「Xperia rayには、arc/acroで好評だった、有効約810万画素の裏面照射型CMOS『Exmor R for mobile』を採用した。また、(日本の)Xperiaシリーズで初のインカメラを搭載している。インカメラは女性からのニーズが高かった機能の1つで、Xperia rayではディスプレイを見ながらの自分撮りなども簡単に行える」と、高垣氏は説明する。
最後に、使いやすさという視点から文字入力に関する機能が紹介された。Xperia rayは日本語入力システムとして独自の「POBox Touch 4.3」が搭載されているが、コンパクトなボディでも入力がしやすいようある工夫が盛り込まれている。
「Xperia rayはコンパクトサイズ故に、タッチパネルも小型になっている。そのため、文字入力に不安を覚える方もいるだろう。そこで、話すだけで文字入力ができる音声入力機能を搭載した。もう1つは、予測変換エリアの拡大に対応し、スムーズに漢字変換ができるようにした。そして、キーボードのデザイン変更にも対応している。キーボードのデザインは、ソニー・エリクソンのユーザーサイト『PlayNow』から、ダウンロードコンテンツとして提供する予定」(高垣氏)
さらにXperia rayは、Xperiaシリーズで初めてテザリング機能に対応した。そのコンパクトボディを生かし、モバイルWi-Fiルーターとしての利用も快適に行える。インカメラや音声入力など、“Xperia初”という機能を多く盛り込んだXperia ray。高垣氏は、「繰り返しになるが、スマートフォンとしての性能に一切の妥協はしていない。サイズやカラー、デザインにこだわりのあるユーザーには、ぜひとも期待していただきたい」と胸を張った。
●新市場の扉を開ける「Xperia ray」
発表会には、ドコモのプロダクト部 第二商品企画 担当部長を務める山口文久氏も招かれ、ドコモスマートフォンのラインアップに加わるXperia rayへの期待を寄せた。
「ドコモは2011年夏モデルとして、9機種のスマートフォンを発表した。今回発表するXperia rayが10機種目になる。2010年春にXperiaを発売して以降、ドコモ端末の販売比率
スマートフォンが40%〜50%という伸びを見せている。直近の数字では50%強という結果だった」(山口氏)
順調に拡大するドコモのスマートフォンだが、その6割は男性が購入している。山口氏は、「ユーザーニーズを広げるためにも、女性の声に応えるスマートフォンを作っていきたいと考えていた。今回のXperia rayは、ソニー・エリクソンとともに企画したモデル」と開発経緯を明かした。
ドコモが行った、購入時に重視するポイントの調査についても、女性ユーザーはサイズと重さ、カラーバリエーション、端末を持った際のフィット感に重きを置くことが分かり、それに応える形で開発が進められたという。
「ソニー・エリクソンとは、preminiシリーズや「SO902iなど、非常にコンパクトな端末の開発を共に行ってきた。今回のXperia rayも幅、高さ、厚さと、すべてのサイズがコンパクトに仕上がっている。また重さも約100グラムと、これまでのAndroidと比べて軽いのが特徴」(山口氏)
Xperia rayのカラーバリエーションは女性向けの3色が用意されているが、Whiteについては「男性にも選んでもらえるカラー」と山口氏は説明する。また、イルミネーションが輝くクレッセントラインについても、「なかなかデザイン上の個性を出しにくいスマートフォンにおける、一つの遊び心」と評価した。
先に山口氏が述べているように、ドコモのスマートフォンは初代Xperiaの発売を機に爆発的な普及が始まった。山口氏はXperia rayについても、「Xperiaはスマートフォン市場の扉を開けた製品だった。Xperia rayは、女性向けスマートフォン市場の扉を開ける製品になってほしい」と期待を込めていた。
●神戸コレクションの人気モデルも登場
女性をメインターゲットとするXperia rayは、プロモーション戦略も女性視線だ。国内最大規模のファッションイベントである「神戸コレクション」とコラボレートし、国内外25のブランドが手かげたXperia ray用背面カバーのプレゼントキャンペーンを実施する。
また、9月4日に開催される神戸コレクション 神戸公演(神戸ポートアイランドホール)と、9月17日に行われる神戸コレクション 東京公演(グランドプリンスホテル新高輪)には、Xperia ray/acroとコラボ背面カバーが試せるタッチアンドトライブースを出展。さらに、人気モデルがXperia rayの魅力を伝えるステージも展開。今回の発表会には、神戸コレクションの出演モデルがXperia rayを手に登場し、新端末の発表に華を添えた。
【平賀洋一,ITmedia】
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