Feb 05, 2010

現代を象徴しているとも言える婚活

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マクラーレン・グループ会長のロン・デニスが、アイルトン・セナのドキュメンタリー映画で涙を流したことを明かした。

デニスは、マクラーレンの前チーム代表であり、セナがマクラーレンに所属していた時代にもチーム代表を務めており、セナの3回にわたるF1タイトル獲得を間近で見ていた人物だ。そのデニスは映画『アイルトン・セナ ?音速の彼方へ』について、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』へ次のように語った。

「確かに、涙が出た場面もあった」

「いくつかの映像は、心にずしんと響くものだったよ。われわれは非常に親しい関係だったんだ。契約のことで対立しただけだった」

当時のF1で最大の話題とも言えるのが、「セナプロ対決」とも呼ばれたセナとアラン・プロストの激しい戦い。1988年と1989年にマクラーレンでタッグを組んだセナとプロストだったが、両者は激しく対立し、チームメート同士での接触という最悪の事態が起こるまでになっていた。しかし、当時マクラーレンのチーム代表だったデニスは、後悔していないと語る。

「もし1人のドライバーのみで勝とうとすれば、チームとしては勝てる能力が下がることになる。ひとつ確かに言えることは、問題が起きたものの、われわれは1988年に16戦中15勝を記録していたんだよ」

その後デニスは、2007年にフェルナンド・アロンソ(現フェラーリ)とルイス・ハミルトン(マクラーレン)を擁したときにも、チーム内での対立という問題を抱えていた。しかし、現ドライバーであるハミルトンとジェンソン・バトンの間には、「ハーモニー」が存在するとデニスは話している。

「マーティン・ウィットマーシュ(現チーム代表)は、私ほどドライバーについて苦労していないようだね」とデニスは笑った。

そして、『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』は、近年のF1で最大の疑問とも言える一方で、決して答えの出ない質問をデニスにぶつけた。もしセナが1994年のレース中に起きた事故で亡くならなければ、ミハエル・シューマッハ(現メルセデスGP)が7度もF1タイトルを獲得することにはならなかったか?

「それに答えるには水晶玉が必要になるね」

「彼が(マクラーレンから)ウィリアムズへの移籍を望んだとき、ウィリアムズは問題を抱えていた。だが、彼は経験を駆使して、少なくともあと1回はタイトルを獲得していただろう」

セナが亡くなった1994年のサンマリノGP。セナの直後を走り、コースを外れて壁に吸い込まれていくセナを誰よりも近い位置から見ていたのがシューマッハだった。結局、このレースに優勝したのがシューマッハであり、この年シューマッハは自身初の F1チャンピオンに輝いた。

その後、F1界でさまざまな記録を塗り替えていったシューマッハ。2000年イタリアGPでセナと並ぶ通算41勝を記録した際、レース後の記者会見では、セナと同じ勝利数になったことに特別な意味があるか質問された。

これに対しシューマッハは、「そうだね。僕にとってこの勝利は、とても大きな意味がある」と答えると、それまで公の場で感情を表に出すことが少なかったシューマッハが泣き崩れ、それ以上コメントすることができなくなるという場面もあった。

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セバスチャン・ベッテル(レッドブル)とルイス・ハミルトン(マクラーレン)を同じチームに抱えるのは難しい。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーが認めた。

レッドブルのモータースポーツコンサルタントを務めるヘルムート・マルコは最近、「ハミルトンは常にわれわれの中でも話題になっていた」と語り、今年限りで同チームとの契約が切れるマーク・ウェバーの後任として、レッドブルがハミルトン獲得に乗り出す可能性があると認めていた。

しかし、ホーナーは次のように『BBC』へ語り、ハミルトンとベッテルを同じチームに所属させた場合、問題が起こる可能性もあると示唆した。

「ルイスとセバスチャンほどの才能を持った2人が一つ屋根の下に収まるなど、とても想像しにくいことだ。フェルナンド・アロンソ(現フェラーリ)とルイスの件で分かったように、そういった状況では火花が散りやすい」

ホーナーが語っているのは、アロンソがマクラーレンへ移籍した2007年のこと。この年、ハミルトンがマクラーレンでF1デビューを果たしていたが、ルーキーであるハミルトンがアロンソに引けを取らない活躍を見せると、アロンソはマクラーレンがハミルトンを優遇していると批判した。

この背景には、マクラーレンがハミルトンと幼いころから契約し、F1ドライバーにするため育成してきたという事実もあった。だが、これによって一気にアロンソとマクラーレン首脳陣の関係が悪化し、結局アロンソは複数年契約を1年限りで解除して古巣ルノー(現ロータス・ルノーGP)へ戻っていた。

また、今回のホーナーの発言は、ベッテルの現チームメートであるウェバーには、ベッテルやハミルトンのような「才能」がないと言っているようにも受け取れる。そういった意味で発言したのか質問されると、ホーナーは次のように返した。

「そういった意味はまったくない。彼ら(ベッテルとウェバー)は、それぞれキャリアの異なる段階にいる。彼らはお互いに補完しあう存在だよ」

現在26歳のハミルトンは、2008年に史上最年少でF1チャンピオンに輝き、現在23歳のベッテルが昨年、ハミルトンの史上最年少チャンピオン記録を塗り替えていた。一方のウェバーは現在34歳。ここ数年は毎年のように引退がささやかれている。

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